女の子の初節句は、男の子とまた違って華やかでいいものですよね。
でも、具体的に初節句のお祝いをすると決めると、
何から手を付ければよいのかわからなくなってしまいますよね。
おひな様は誰が準備するの?
お祝いには誰を呼ぶべき?
お祝いのときの食事の用意や主役の服はどうしよう?
写真撮影はするべきなの?
小さい赤ちゃんを連れて、いろいろと準備をするのは大変ですよね!
今回は、私の経験を踏まえて、初節句のお祝いの方法や、
やったことなどをご紹介していきます。
一生に一度しかない初節句を、家族と一緒にみんなでお祝いしましょう!
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初節句お祝いのあれこれ
①どこで?誰を呼ぶ?
どこで誰を呼ぶのかは明確には決まっていません。
それぞれの家庭によって違うようです。
一番多いのは、両家両親を呼んで自宅で行うようです!
私の場合は、ひな人形を贈ってくれたお礼とお披露目もかねて、
自宅に義理両親だけを招いて初節句のお祝いをしました。
私の両親は仕事の都合で出席はしませんでしたが、
母には色々と相談に乗ってもらえて助かりました。
②初節句メニュー
一般的な初節句のお祝いのメニューは、
・菱餅:
3色のひし形のお餅です。
それぞれの色には、諸説ありますがちゃんと意味があるんですよ!
(白)清浄
(ピンク)魔よけ、雪がとけて大地に草が芽吹いて桃の花が咲くさまを表現
(みどり)健康、長寿
・ちらし寿司:
彩りもよく、見て華やかなお料理ですよね。
大勢の人数で食べるのにとても適しているので、
桃の節句での定番料理となっています。
豆やエビ、レンコンなどにはそれぞれ縁起のいい意味があります。
(豆)健康でまめに働ける
(エビ)長寿祈願
(レンコン)穴が開いていることから、見通しが利く
・ハマグリのお吸い物:
(ハマグリ)一生涯同じ人と添い遂げることができる
ハマグリの貝殻は、対になっている貝殻でないとピタッと合うことがないので、
縁起を担いで食べられます。
・ひなあられ:
我が家では、上のメニューに加え、刺身の盛り合わせや尾頭付きの鯛、お煮しめ、
サラダ、唐揚げ、デコレーションケーキを用意しましたよ!
少しでも華やかにしたくて、100均で桜の花びらの箸置きや、ランチョンマット、
桜のかたちの小鉢を用意しました。どれもひとつ100円なので、
1000円前後しかかかっていないのでおすすめです!
主役の娘のご飯は、離乳食初期だったので、こんな感じに。
じゃがいもをすりつぶして、人参とほうれん草を混ぜたものをミルクと混ぜ、
3段に重ねて菱餅風に仕上げました!クッキーのハートの型に入れたら、
幾分か可愛らしくできたので、私にしては上出来だったと思います!!
月齢に合った食材や形態で、手軽になんちゃってひな祭りメニューができるので、
試してみてはいかがでしょうか?
③主役の衣装
せっかくの初節句のお祝いですから、可愛く着飾りたいですよね。
でも、すぐ大きくなってしまうのに高価なお洋服はもったいない・・・。
私もそう考えていました!!
私は、お正月&初節句用にと袴ロンパースを購入しました。
インターネットショッピングサイトでも、お手ごろな値段で可愛いものが購入できるので、
とってもおすすめです!!
しかも、汚れても洗濯機で洗える素材を選んだので、そこも購入の決め手でした。
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着た写真は、こんな感じでした!
④写真撮影は必要?
絶対に必要!ってことはありませんが、せっかくの初節句。
可愛い盛りのこの瞬間を写真に収めておきたい!
そう思って、スタジオにお願いしました。
初節句の写真も撮ってくれるのですね。
おひな様は誰が用意するのが普通なの?
ひな人形は、母方の祖父母が贈るのが一般的です。
これは、古くからの慣習が関係しているといわれています。
昔は、結婚すると「嫁入り」といわれ、婿側の家に入って生活をするのが当たり前でした。
そのときに、嫁側の家では「嫁入り道具」として、家具などを用意していました。
子どもの成長を願う、ひな人形やこいのぼりなどはこの「嫁入り道具」として、扱われていました。
また、結婚後はお婿さんの実家で同居しているのが普通だったので、向こうの両親に気を遣って気軽に会える環境ではなかったと推測できますね。
そこで、節目のお祝いのときには、「孫に会いに来る」という口実のもと、
お祝いの品を持参するようになったそうです。
当時は、孫可愛さよりも、娘会いたさにという理由だったようですよ!
現在では、同居をしているところも少なくなり、気軽に会えるようになったこともあり、
どちらの親が贈るという決め事は薄れているようですね。
実際に、Weeklyゴーゴーリサーチという市場調査では、以下の結果でした!
古くからの慣習で、母方の祖父母が用意することが多いのは確かですが、自分たち夫婦で用意したり、子どもの頃のひな人形を受け継いだりと、その家庭によってさまざまなようです!
(引用:https://www.happy-note.com/research/10593.html)
ですので、両家の親も交えて、誰が用意するのかをよく話し合うことをおすすめします!
我が家では、父方の祖父の強い希望(押しの強さ?)により、
そちらで用意してもらいました。とてつもなく大きいものを贈られることを懸念して、
義母にはくぎを刺しておきましたが、効果はあまりありませんでした(笑)。
住んでいるお部屋のスペースの都合もありますから、
そういったことをよく話し合えるような関係性が必要だなと思いました。
お金を出してもらっている以上、なんだか口を出すのは気が重たいですが、
そこは譲らないように最低限の希望は伝えたほうがいいですよ!
お祝い返し
初節句のお祝い返しは、一般的には不要なんだそうです!
理由は、お祝いの席を設けるときに、両家親族が集まることがほとんどだからなんだそう。
ですので、出席をしていない人に対しては、お返しをしなければなりません。
お祝いのお返しは、のしは「内祝い」とし、お子さんの名前でお返ししましょう。
お礼のお手紙を添えると丁寧ですし、
お子さんの写真を添えてあげると喜ばれると思いますよ!
お返しはいただいた額の1/2~1/3程度の品物を、
3月中にお返しするように手配しましょう。
おわりに
一生に一度しかない初節句、お子さんのためにもいいものにしたいですよね。
たくさんの家族に囲まれて、成長のお祝いをできることはとても嬉しいものです。
きっと、お子さんだけでなく、家族にとっても素敵な思い出になると思いますよ。
最近は、そんなに堅苦しくなくお祝いもできると思うので、
変に緊張せず気軽にやってみてはいかがでしょうか?
そうはいっても、赤ちゃんを抱えての準備はとても大変ですよね。
私も、お料理などはできることしかやりませんでした(笑)。
お刺身の盛り合わせや鯛の尾頭付きなどは、あらかじめ店頭で予約できるので、
主人に当日受け取りに行ってもらったり、ちらし寿司は義母にお願いしたりと、
みんなで協力して場を作りました。
私がやったのは、予約と少々の料理作りにセッティングと、
おひな様を飾ったことぐらいでしょうか?
何から何まで全部自分一人でやる必要はないので、家族みんなで協力して、
素敵な初節句のお祝いをしてみてはいかがでしょう?